新サービス「DPAS (Digital Professional Assessment Service)」を提供開始

~ DX推進力の可視化アセスメントで企業の効率的なデジタル変革を推進 ~

デジタル変革に伴走する株式会社アイデミー(本社:東京都千代田区、代表取締役 執行役員 社長 石川聡彦、以下「アイデミー」)は、2024年3月8日に、DX推進力の可視化アセスメント(※1)「DPAS(Digital Professional Assessment Service)」を新たに提供開始いたしました。本サービスの提供を通じ、企業のDX推進体制の構築を支援してまいります。

デジタル分野の専門人材不足が深刻化する「2025年デジタルの崖(※2)」まであと1年。経済産業省によると、2030年には最大79万人のIT人材が不足(※3)すると予測されており、社内人材の育成・活用が急務となっています。デジタル人材育成においては、全社的なマインド醸成、幅広いデジタル人材の種別への適合度合いの把握、自社のDX推進状況の把握等、様々な課題が山積しており、デジタルスキルやDXに対する熱量を可視化することで、人材育成や採用への投資を最適化することが重要です。

アイデミーは、2022年7月より「DSAT(Digital Skill Assessment Test)」の提供を通じて、個人のデジタルスキルの可視化に取り組んでまいりましたが、アセスメントの受検結果を企業のDX推進に一層役立てるべく、個人・企業の両者の分析につながる新サービス「DPAS」を2024年3月8日にリリースいたしました。

「DPAS」は、企業のDX推進能力を「スキル(※4)」と「マインド・スタンス」の2軸で分析するデジタルアセスメントサービスです。経済産業省策定のデジタルスキル標準(※5)に準拠した13種類のアセスメントにより、各人および各企業のDXレベルを多角的に分析・把握することができます。年次の定点観測として「DPAS」をご活用いただくことで、DX推進の現状分析、効果的な施策や研修の策定・実施、効果測定のサイクルを効率的にまわしていただく一助となることを目指します。

「DPAS」の各種設問のうち一部(※6)については、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社からノウハウ提供を受けております。同社の人事領域全般およびデジタル人材育成に関する豊富なコンサルティングサービスの提供経験・知見を活用し、現場に即した測定にふさわしい設問設計となっています。

アイデミーは、DX推進力の可視化アセスメント「DPAS」の提供を通じて、エンタープライズ企業の効率的なデジタル変革の推進により一層貢献してまいります。

※1:「評価」「査定」が語源であり、評価対象を数値など客観的指標に基づいて評価をすること
※2:DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html
※3:- IT 人材需給に関する調査 -調査報告書(みずほ情報総研株式会社)
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf
※4:スキルは「基礎スキル」と5つの人材類型の「専門スキル」からなり、それぞれ知識と経験の項目に分かれています。
※5:デジタルスキル標準(DSS)とは、経済産業省と情報処理推進機構(IPA)が定義した、個人の学習や企業の人材育成・採用の指針。「DXリテラシー標準」と「DX推進スキル標準」の2種類で構成される。
※6:マインド・スタンス、スキル(経験)

【DPAS概要】
DX推進の最短経路に向けて「企業DX推進力」を把握するためのアセスメントです。人材のスキルを継続的に定点観測することで、DX推進の戦略的な人材育成を実現します。

<特徴>
■社員に負担が少ない設計
1項目あたり10〜20分で受検完了できるため、業務への負荷を少なく実施できます。
■他社・業界内と自社を比較
自社の位置を業界内で把握し、強みと弱みを特定できます。
■スキルとマインド・スタンスを可視化
経済産業省のデジタルスキル標準に準拠したアセスメントによる客観的な評価をもとに、課題を洗い出します。
※一部機能は2024年夏頃実装予定

(左:個人スコア可視化イメージ(マインド・スタンス)、右:個人フィードバック可視化イメージ(専門スキル(知識)))

<ロゴについて>
DPAS の頭文字である、“Digital” の「D」から「目」の造形をシンボルとして構築しました。これは、データドリブンなアセスメントサービスの価値である「確実な可視化」を表現しています。また、企業の能力を発見し、次への道を照らす象徴としてスパークルマークを組み込みました。様々な事実と向き合い、課題を可視化し、改善につなげるDPAS は、企業の未来を照らす「見透かす目」となります。

DPAS詳細:https://dpas.org/

<お問い合わせ先>
DPAS事務局
Email:[email protected]

 

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