計算生物学およびバイオインフォマティクス分野の国際会議 「ICCBB2019」 にてベストプレゼンター賞を受賞

AIに強い人と組織体制を構築するための支援を行う株式会社アイデミー(本社:東京都文京区、代表取締役CEO 石川聡彦、以下当社)は、計算生物学およびバイオインフォマティクスの国際会議 「ICCBB2019」 において当社所属の近藤 健二郎、石川 聡彦、木村 優志の共著論文を発表し、ベストプレゼンター賞を受賞したことをお知らせします。

「ICCBB2019」は2019年10月17日(木)から19日(土)まで愛知県名古屋市立大学にて開催され、40名が発表を行いました。セッションは全部で5つあり、それぞれ最も優れた発表に対して「ベストプレゼンター賞」が選出されます。

当社が発表した論文は、インフルエンザの感染者数を過去のデータとGoogleの検索数データから予測する方法を提案するものです。検索データを使うことによるリアルタイム予測の精度向上と時系列予測モデルSequence to SequenceにAttentionという機構を付け足した点が本論文のポイントです。

(論文情報)
掲載先予定:Web of Science , Scopus
論文タイトル: “Sequence to Sequence with Attention for Influenza Prevalence Prediction using Google Trends” (Google Trendsを用いたAttention Seq2Seqモデルによるインフルエンザ流行予測)
著者:近藤 健二郎、石川 聡彦、木村 優志

この発表で、分子生物学/疫学分野の「Session 5 Molecular Biology and Epidemiology」においてベストプレゼンター賞を受賞しました。評価を得られたポイントは、「独創的な研究で結果も傑出している」点でした。

当社は今後も、AI人材の育成を入り口として先端技術と産業領域の融合に寄与する存在となるべく尽力して参ります。

「ICCBB2019」での発表の様子

 

【ICCBB2019とは】
ICCBBは、ACM内に設置されている計算生物学およびバイオインフォマティクスの国際会議。論文採択率は非公開。「ICCBB2019」は2019年10月17日(木)から19日(土)まで愛知県名古屋市立大学にて開催された。
http://www.iccbb.org/

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