Aidemyのログデータを活用する論文 教育×AI国際会議 ICCE 2020 に採択

AIに関する人材育成から実運用まで一気通貫で支援する株式会社アイデミー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 石川聡彦、以下「アイデミー」)は、2020年11月23日〜27日に開催された国際会議 「28th International Conference on Computers in Education (ICCE2020)」におきまして、アイデミーのリサーチャー竹原大智の論文が採択され、発表しましたことをお知らせします。

ICCE2020は多様な教育のためのコンピュータ技術に関する研究に対応するため、7つのテーマ別のサブカンファレンス会議からなります。今回採択された論文は、サブカンファレンス Artificial Intelligence in Education/Intelligent Tutoring Systems (AIED/ITS)にて発表されました。
今回竹原が取り組みましたタスクは、「オンラインの教育サービスにおける学習者が学習から離脱する行動を予測する」というものです。本論文では、アイデミーが展開するAIプログラミング学習サービス「Aidemy」における学習者のログデータを元に、予測精度や予測に貢献する特徴量を確認しました。本研究を進展させることにより、学習教材の提示方法を最適化したり、学習者を適切に支援するための介入を行うことができるようになり,これまで以上にオンライン教育システムで学習者により良い学習体験を提供することが可能となります。
アイデミーでは、リサーチャーによる学術会議やデータ分析コンペティションへの積極的な参加を通じて、ユーザーの皆様への更なる価値の提供、企業のAI活用に寄与してまいります。

【採択論文】
■タイトル
Predicting End-of-Session Actions Using the Information of Learning Materials in Online Educational Systems

■著者
Daichi Takehara

■形式
Short Paper

 

【ICCE2020とは】
ICCE2020を主催するAPSCE(※1)は、その前身となるAACE(※2)アジア太平洋支部から発展し2014年に設立されました。アジア太平洋地域を中心とした様々な教育のためのコンピュータ技術研究の活性化を目的とし、ICCEはその一環として年に一度開催されており、28回目となったICEE2020はオンラインでの開催となりました。
若手研究者の活気あるコミュニティの育成と維持」を支援するために財政援助や奨学金プログラムなども設立されています。
 ※1 APSCE:Asia-Pacific Society for Computers in Education
 ※2 AACE: Association for the Advancement of Computers in Education

ICCE2020公式HP
https://icce2020.apsce.net/ 

 

【竹原大智プロフィール】
竹原 大智(たけはら だいち)
データサイエンスチーム リサーチャー
北海道大学大学院卒。
2019年より現職。教育サービスのデータを活用した研究開発に従事。

 

【アイデミーではリサーチャー、データサイエンティストを募集しています】
当社のリサーチャー、データサイエンティストは、お客様により良いサービスを提供するため、今回のような取り組みを通して日々先端技術の調査および研究を行っております。


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