アイデミーが提供する「DSAT」(Digital Skill Assessment Test)、経産省策定の「DXリテラシー標準」準拠へ

~ オンラインDXラーニング「Aidemy Business」との連動性アップで一貫した人材育成を強化 ~

デジタル変革に伴走する株式会社アイデミー(本社:東京都千代田区、代表取締役 執行役員 社長 石川聡彦、以下「アイデミー」)は、個人のデジタルスキルを可視化するアセスメント(※1)テスト「DSAT(Digital Skill Assessment Test)」を2023年11月にアップグレードいたします。今回のアップグレードでは、現在の「スタンダード」「エンジニアリング(Python & Web)」「データサイエンス」「ビジネスプランニング」の4つの分野に加え、「デジタルスキル標準(※2)」のうち「DXリテラシー標準(※3)」に準拠した設問分野を新たに追加する予定です。これにより、現在「デジタルスキル標準」への準拠に向けてコースを拡充中のオンラインDXラーニング「Aidemy Business」とより一貫性を持った人材育成を目指してまいります。

 アイデミーは、2014年の設立以降「先端技術を、経済実装する。」をミッションに掲げ、デジタル人材の育成を軸とした「AI/DXプロダクト・ソリューション」を展開しております。法人向けには、「AI/DXプロダクト」および「AI/DXソリューション」の2つの領域から構成されており、AI/DX人材へとリスキリング(職業能力の再開発)し外的環境の変化に対応できる強い組織作りを支援する「Aidemy Business」は、「AI/DXプロダクト」の1サービスとして、2018年から提供を開始し、エンタープライズ企業を中心に累計400法人以上への導入実績があります。(2023年9月21日時点)

 多くの法人様にAidemy Businessをご活用いただく中で、学習の成果を定量的に可視化するアセスメントツールへのニーズの高まりを受け、2022年7月より、Aidemy Businessをご契約いただいている法人様の社員を対象としたデジタルスキル総合評価を可視化するWebテスト「DSAT」のβ版を提供開始しました。2023年2月には「DSAT」のアップグレードを実施し、DSATの問題数のプールを4分野合計1,000問へと増加させたことで、1人の学習者が何度も受験し、デジタルスキルの習熟度を繰り返しかつ正確に可視化するツールとしてご活用いただけるようになりました。

 この度、「DSAT」は2度目のアップグレードを実施することとなり、2023年11月より、「スタンダード」「エンジニアリング(Python & Web)」「データサイエンス」「ビジネスプランニング」の既存の4分野に加え、「デジタルスキル標準」のうち「DXリテラシー標準」に準拠した設問分野を新たに追加いたします。「DXリテラシー標準」で定義される4つの大項目、23の中項目を網羅した形で設問を出題し、受検者のDXリテラシーを、総合スコアに加え、大項目、中項目別のスコアでも可視化できます。今回のアップグレードにより、「デジタルスキル標準」への準拠に向けてコースを拡充中のオンラインDXラーニング「Aidemy Business」との連動性を高め、より一貫した人材育成環境の提供を目指してまいります。

 DSATは今後も定期的なアップグレードを予定しており、「デジタルスキル標準」のうち「DX推進スキル標準」に準拠した分野の設問も追加してまいります。さらに、企業のDX推進能力を「スキル」と「マインドスタンス」の2軸で分析し、企業のDX推進の実態を把握できる仕組みの実装も検討しています。

 アイデミーは、引き続き、コンテンツ・サービスの拡充およびエンタープライズ企業への提供を通し、全社的なデジタル人材の育成や内製化に伴走し、企業のDXの実現に向けた取り組みを支援してまいります。

 

※1:「評価」「査定」が語源であり、評価対象を数値など客観的指標に基づいて評価をすること。
※2:デジタルスキル標準(DSS)とは、経済産業省と情報処理推進機構(IPA)が定義した、個人の学習や企業の人材育成・採用の指針。「DXリテラシー標準」と「DX推進スキル標準」の2種類で構成される。
※3:DXリテラシー標準とは、全てのビジネスパーソンが身につけるべき能力・スキルの標準。
※4:DX推進スキル標準とは、DXを推進する人材の役割や習得すべきスキルの標準。

 

【DSATとは】
DXを推進するうえで必要なスキルを「スタンダード」「エンジニアリング(Python & Web)」「データサイエンス」「ビジネスプランニング」の4分野(2023年11月に「DXリテラシー標準」を追加し5分野になる予定)、および、各分野をさらに大分類、中分類に紐づけて分類し、それぞれの区分に対してスキルレベルを数値化できるテスト。

 DSATでは、複数の分野を受験することで、一人格を総合的に評価することができます。問題プールは合計で1000問あり、分野ごとにランダムに出題されます。各分野30分間で40問ずつに回答する選択肢式のアセスメントテストとなっています。Web上で受験することが可能です。

▼DSATの分野

■スタンダード
デジタルリテラシーの知識の理解を問うテストです。
出題範囲は、ビジネス・ITの基礎知識やAI・データサイエンスに関する基礎知識まで幅広く出題されます。

■エンジニアリング( Python & Web)
エンジニアリングに必要なスキル・知識の理解を問うテストです。
出題範囲は、コーディング能力をはじめ、システムアーキテクチャ設計知識やシステム開発手法に関する知識まで幅広く出題されます。
一部の問題では、プログラミング言語として Python を採用しております。(実際にコーディングしていただくわけではありません。)

■データサイエンス
データサイエンティストに必要なスキル・知識の理解を問うテストです。
出題範囲はアルゴリズムの基礎知識から、最新の応用技術知識に関する知識まで幅広く出題されます。

■ビジネスプランニング
デジタルを活用したビジネス企画立案にあたり必要となる知識の理解を問うテストです。
出題範囲はビジネスのプロセス・手法や、様々な価値算出方法など、ビジネス基礎・企画知識からプロジェクト推進に関する知識まで幅広く出題されます。(出題範囲は必ずしもデジタルに限定したものではありません。)

■DXリテラシー標準(2023年11月追加予定)
経済産業省と情報処理推進機構(IPA)が定義した「デジタルスキル標準」のうち、「DXリテラシー標準」に準拠したテストです。
DXの背景、DXで活用されるデータ・技術など、職種に関係なく全てのビジネスパーソンが身につけるべきDXに関する基礎的な知識やスキルを測る問題が出題されます。

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